こんにちは。

富山のフロント接客トレーナー、古岡めぐみです。

 

ホテル業界は一般の接客業に比べて身だしなみは厳しい方だと思います。特にフロントスタッフは「ホテルの顔」になるので、身だしなみの悪さはホテルのイメージダウンに直結します。

 

髪型や髪色でNGなのは?
オシャレ眼鏡はアリ?ナシ?
ピアスや指輪などアクセサリは付けてもいい?
香水はつけてもOK?
どんな靴を選べばいい?

 

これからホテルでアルバイトする方、インターンシップで働く方、転職する方のために、ホテル業界の身だしなみの常識をお伝えしますね。

 

 髪型や髪色でNGなのは?

ホテルによって身だしなみの規定は異なりますが、髪型で絶対NGなのは、「前髪で目が隠れる」、「髪が肩にかかる」、「お辞儀をしたときにパラパラと髪が落ちてくる」です。
ということで、ホテルマンとして求められるのは、清潔感のあるスッキリした髪型。

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私のプロフィール写真を使ってお伝えすると、このようなハーフアップの髪型は実際の現場では好ましくありません。

厳しいところは、毛束がゆらゆら揺れてしまうポニーテールも微妙なライン。シニヨンで長い髪もスッポリ収納です。長い髪は夜会巻きにしている方も多いですね。(夜会巻きの作り方

 

それから、目にかからなくても、厚めのパッツン前髪やベリーショートは「個性的」と捉えられる可能性があるので、あまりおススメしません。

 

ホテルには、ビジネスマンから家族連れ、外国人、芸能人や政治家など、一日に何百人ものお客様が集まり、宿泊以外にも宴会や婚礼、レストラン利用等、いろんな目的で利用されます。

 

 

なので、「今どきでカワイイ」より万人受けするメイクや髪型の方がホテルマンとしては好ましいです。

 

髪色も真っ黒である必要はありませんが、明るすぎる髪ではフロントに出してもらえません。実際に、「フロント出るなら黒彩(髪を黒くするスプレー)するか、今日は帰りなさい」と言われているスタッフも見てきました。

 

オシャレしたい年頃でも、ホテルのイメージと合っているかを考えて髪型、髪色を整えていきましょう。

 

オシャレ眼鏡はアリ?ナシ?

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身だしなみ規定にここまで書かれていません。ただし、考え方としては、ホテルのイメージと合っているかどうか?優先するのは何?ということです。

 

その上でオシャレ眼鏡はアリなのかナシなのか判断してくださいね。

 

アラレちゃんのような大きなレンズの黒縁眼鏡、〇〇キャンディーズの△ちゃんのような赤い眼鏡、極端にレンズが大きかったり小さかったりする眼鏡は、ホテルマンとしては微妙かなあと感じます。

 

ピアスや指輪などアクセサリは付けてもいい?

アクセサリは基本的に外すように言われています。結婚指輪はOKです。

 

ホテルによってはピアスOKなところもありますが、結構まれだと思います。ゆらゆら揺れるタイプ、輪っかタイプなど、耳たぶからぶら下がるピアスはNGです。つけるなら小ぶりでさりげないデザインのものを。

 

ちなみに面接には付けていかない方が無難です。

 

イヤリングなど落ちやすいものは付けないでくださいね。フロントスタッフが働くのはフロントだけではありません。ホテル客室にも行きますし、ホテル館内も案内しますし、意外と歩き回ります。

 

客室にイヤリングを落とそうものなら・・・

「前泊者の落とし物がある!」と清掃不備のクレームになりかねません。

 

あと、高級すぎる腕時計は、「自分より高級なものを身に付けている=自分より優位に立っている」とお客様から嫌がられる可能性もあるので注意です。

 

おもちゃのような腕時計や、チャームがジャラジャラついた腕時計もホテルのイメージと合いません。安すぎず高すぎず、シンプルなものがおススメです。

 

香水はつけてもOK?

香水はつけない方がいいです。ボディクリームもニオイのキツイものは避けてください。ホテルフロントスタッフは客室に行くこともあります。お客様と一緒にエレベーターに乗ることもあります。

 

密室に香りを残して行かないでくださいね!!

 

ホテルで働くようになると分かりますが、前泊者の香水やお香などのニオイが染みついて販売出来ないお部屋が毎日数部屋あります。オゾン消臭機を何度もまわしてニオイを取る作業をしなければなりません。

 

自分が香水を付けていると、正直、ニオイに慣れていて分からないんですよね^^;お部屋は常にクリーンな状態で販売しないといけないので、お部屋のニオイチェックをするためにも、自分の香水のニオイを残していかないためにも、香水はつけないことをおススメします。

 

どんな靴を選べばいい?

歩きやすい黒のパンプスを選んでください。お客様の手助けをする際に、すぐに一歩踏み出せる靴であることが大切です。

 

フロントスタッフはピンヒール、ペタンコ靴、エナメルのパンプスはNGです。ビジネスマナーとしても言えることですね。

 

足元は実はよく見られる箇所です。靴が汚れているだけで、自分の身だしなみを手入れ出来ない、だらしない印象を与えます。

 

毎日靴磨きをしてからフロントに立っていましたよ^^

意外と歩きまわるので、靴はすぐに汚れたり傷んだり。こまめに買い替えてました。

 

 

ピシッと身だしなみが決まれば、立居振る舞いもピシッとなります。身だしなみを正す基準は「先輩に注意されたから」でも「決まり事だから」でもなく、「お客様に気持ちよく過ごしていただくため」です。

 

気付きの達人は気遣いの達人になれます。まずは自分の身だしなみの変化に気づくことから始めましょう!