こんにちは。接遇マナー講師の古岡めぐみです。
先日書店で購入した「おもてなし」の本のエピソードに感動して、思わず涙が出てしまいました。
西川丈次氏の「私、『おもてなし』で一番になると決めたからネ~感動サービスを実践する!~」という本です。
こちらの本には、西川氏が体験した60個のおもてなしにまつわるエピソードが書かれているのですが、読んだ後、すぐに実践したくなる内容ばかりでした。
「おもてなし」「ホスピタリティ」という言葉にピンと来た方は、是非読んでみてください^^
大学生の一言で心温まるおもてなし物語
たまたま電車で隣に座っていた年配の男性に対して、大学生が投げかけた一言。
その一言に年配の男性が(感激で)大きな声で泣き、周りの人までもがもらい泣きしてしまった、心温まるエピソードです。
私もその情景が頭に浮かんで、涙が流れました。
年配の男性が持つ紙袋から顔を出す花が見えていました。想像ですが、恐らく今日定年退職を迎えたこの人が、仕事仲間に送別会を開いてもらい、皆さんからたくさんのプレゼントをもらったのでしょう。
P18 私、『おもてなし』で一番になると決めたからネ~感動サービスを実践する!~より引用
日常にこういった機会はたくさんありませんか?
でも、想像で何か感じたとしても、何もせずに通り過ぎてしまう人がほとんどではないでしょうか?
ですが、この時たまたま電車で隣に座っていた大学生は、何かを感じ取って、ある言葉を投げかけたんです。
勇気のある一言です。

長い間お疲れ様でした
自分が下りる時に、一つの仕事人生を終えた人生の大先輩に対して、最高の言葉を残したのです。
彼が下りて行った後のこと。年配の男性は、ごとごとと音をたてて走る電車の中で、向かいに座る私にもはっきりと聴こえる様な大きな声を上げて泣かれたのです。
p18
もし同じような場面に遭遇したら、そういった一言をかけることが出来るでしょうか?
私がもし、仕事人生を終えた日にそんな一言をかけられたら、同じように泣いてしまうと思います。
だって、今まで楽しいこともツライことをたくさん経験しながらも、毎日一生懸命頑張ってきたんですもん。今想像しただけでも泣けてきます(涙)
おもてなし力を鍛えるには、感じること
このエピソードを読んだあと、私も今日関わる人を幸せな気持ちにしたいなという感情が出てきました。
そのために何をしたか?
・相手を観察すること(知ろうとする)
・相手の表情や行動から想いを汲み取ること(その人の背景を想像する)
この2点を意識して、行動に移していきます。
相手に対して無関心のときには、感じる力が鈍感になっていますよね。感じたとしてもスルーしてしまうでしょう。
おもてなし力を鍛えるには、感じること。
まずは相手を知ろうとする気持ちと「今日私と関わる人を幸せな気持ちにしたい」その想いを持って、1日をスタートさせたいですね。
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60もの感動物語がありますので、おもてなし力を高めたい、仕事で活かしたいという方にはおススメです。
分かりやすい事例なので、すぐに実践できるヒントがたくさんです^^