【印象に残る接客】一流ホテルに学ぶ、美しいお辞儀の仕方とは?角度は重要?

こんにちは。接遇マナー講師の古岡めぐみです。

お辞儀は3秒で伝わるおもてなしと言われるため、印象に残る接客として、とても重要な所作です。しかしながら首だけペコッと曲がっていたり、背中が丸くなっていたり、何度もペコペコ頭を下げたりした格好悪いお辞儀をよく見かけます。

お辞儀がもっと美しかったら接客の印象が良くなるのに・・・そう思いませんか?
今回は改めてお辞儀の仕方や角度を確認して、お客様の印象に残るお辞儀とはどんなお辞儀なのかをお伝えしていきます。

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お出迎えの挨拶、お見送りの挨拶で美しいお辞儀が出来るようになると、お客様は大切に扱われていると感じます。
だからこそ印象に残るんですよ^^

目次

まずは美しいお辞儀の仕方と角度を再確認

美しいお辞儀のポイントは、4つです。

①お辞儀に入る前に正しい姿勢で相手に目を合わせる
②腰・背中・首筋を一直線にして、スムーズに状態を倒す(腰から倒す)
③それぞれの角度でピタッと止め、ゆっくりと上体をあげる
④上体をあげたら再度相手に目を合わせる

反対に格好悪いお辞儀はこちらです。

・首だけ動かす・・・これはお辞儀ではありません
・姿勢が悪い・・・恰好が悪いです
・相手を見たまま・・・上目づかいのお辞儀は、媚びた印象を与えます
・両手がだらしない・・・やる気がなく、だらしなく見えます

次にお辞儀の角度について確認していきましょう。
お辞儀の角度は場面よって変わります。

会釈(15°)・・・廊下ですれ違ったり、お客さまと目があったりしたときに使います。
敬礼(30°)・・・お客様を出迎える時やお見送り、目上の人への挨拶に使います。
最敬礼(45°)・・・謝罪や深い感謝を伝えるときに使います。

一流はお辞儀の角度にこだわらない

お辞儀の仕方やお辞儀の角度を学び、練習をすることは大切だと考えています。しかし、一流の接客パーソンはお辞儀の角度にはこだわっていません。

接客現場で、「あ、今は30°の場面だ。ゆっくり上体を上げることを意識しなければ!」なんて考える人なんていないですよね。重要なのは、TPOに合わせたお辞儀と、おもてなしの心が伝わるかどうかです。

例えば長い行列で、やっと順番が回ってきて、多少苛立ちや疲れがあったとします。その時は、ゆっくり丁寧なお辞儀をしてお出迎えされるより、お辞儀は浅いけれども、笑顔とアイコンタクトがあって、テキパキと仕事を進めてくれた方が嬉しくないでしょうか?お客様が求めているのはスピード感です。もちろん、スピード感を重視するあまり、雑なお辞儀になっては本末転倒ですよ!

反対に、高級感をウリにしていて、一件一件の接客に時間をかけるようなスタイルであれば、お客様もゆっくりもてなされたい気持ちがあるので、ゆっくり丁寧なお辞儀が求められますよね。

心に響くお辞儀とは?

スピード感を求められる現場も、落ち着いた雰囲気を求められる現場も、心に響くお辞儀の共通点はおもてなしの心です。心は目に見えませんが、美しいお辞儀にはその心が表れます。

では美しいお辞儀がどうやったら身に付くかというと、お辞儀の練習を毎日行うことです。接客用語に合わせて、表情、お辞儀の姿勢、角度を練習していくといいですね。毎日行うからこそ体得できますし、いつでもどこでもどんな場面でも美しいお辞儀で相手をもてなすことが出来るようになります。

帝国ホテルで感動したお辞儀エピソード

ホテル業界の元祖御三家と言われる帝国ホテルに宿泊したときのこと。私はお部屋の清掃をするメイドさんのお辞儀に感動して、今でも心に残っています。

私が客室からエレベーターホールに向かっているときのことです。通路にはアメニティやタオル類が積んであるワゴンがあり、清掃がまだ完了していないお部屋がたくさんありました。

そんな中、私の姿を見かけたメイドさんが、わざわざ手をとめて「いらっしゃいませ」と笑顔で声を掛けてくださったのです。さらに、私が前を通り過ぎるまで、丁寧なお辞儀をしてくださいました。

メイドさんのお仕事は、チェックイン時間までに何部屋も完璧な状態のお部屋を仕上げる大変なお仕事です。直接お客様に関わるお仕事ではないのに、ここまでお客様第一主義を徹底された教育に驚きと感動でいっぱいになりました。立ち止まって挨拶、お辞儀をされることがこんなにも嬉しいことなのかと身をもって実感しました。

私の接遇マナー研修では、こういったお辞儀などの基本を大切にして、磨きをかけていきます。お辞儀以外のことも学べますので、基礎から確認したい、ワンランク上の接客ができるようになりたい方は、他の記事も是非チェックしてみてくださいね^^

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