こんにちは。接遇マナー講師の古岡めぐみです。
私は接遇マナー講師の活動を始めて5年くらいになりますが、「ライバル業者さんへの接し方が素敵だな」と思う講師に出会いました。現在引っ張りだこの人気講師です。
また、ホテル業界、保険業界、Web関係でも同じような接し方をする方に出会い、地域や業界でトップクラスの成果を上げていらっしゃいます。
そこで、うまくいく人には「ある共通点」があることに気付きました。
今回はライバル業者への接し方で分かった、うまくいく人の考え方について書いていきます。
利益やノウハウを独占しない
私がまだ接遇マナー講師をスタートして間もない頃。
「マナー講師になるには?」というキーワードから、ブログに起業物語を書いているマナー講師を見つけました。
マナー講師として活躍する方法を知りたくて読み始めたブログでしたが、いつの間にかその講師の考え方が好きになり、「実際に会ってみたい」、「この先生から講座を受けてみたい」と思うようになり、勇気を出して連絡してみました。
マナー講座は「同業者お断り」とされていることも多いのですが、その講師は「全然気にならない。むしろ嬉しい。愛されマナー術を世に広めてくださるなら、どんどん広めてください!」そんな考え方をお持ちでした。
決して利益やノウハウを独占しないんですね。
さらにファンになりました^^
勝ち負けより業界のイメージアップを考える
働いていたホテルで社内研修講師をしていた事があるんですが、わりと近くのホテルからも研修依頼があり、「ライバルホテルだし受けていいのかな?」と思って支配人に相談したことがありました。
支配人からは「あなたの研修で富山の接客が良くなったら嬉しいし、どんどんやりなさい^^」とお返事をいただきました。
そこで分かったのは、うまくいく人や企業は、勝ち負けや自分の利益だけを考えているのではなく、業界が良くなることを考えているんだなってことです。
恐らくですが、同業者を「ライバル」という目で見ていないです。それより同じ業界を良くする仲間であり、高めあえる仲間と捉える方が多いのでは?と感じました。
ライバル(同業者)の活躍を心から喜ぶ
うまくいっている方は、ライバル(同業者)の活躍を自分事のように喜んでくれる方が多いです。それもまた「業界を良くしたい」という想いがあるからこそなんだと思います。
やはり活躍されている方って、心に余裕を感じるというか、他者への思いやりを感じます。決してライバルの評価を落とすような言動をしないですね。
ライバルがどうこう、というより、現状に満足せず常に学び続け、新しいことに挑戦して、一歩先を進んでいらっしゃるので、気にならないのかもしれません。
ライバル(同業者)は味方です
同業者を敵対視するより、味方や仲間と思って接していく方が断然おススメです。
その甲斐あってか、私自身、仕事を振っていただいたり、新しいジャンルの仕事のチャンスをたくさんいただけるようになりました。
また、仕事の相談が出来たり、時には弱音を吐いたりできる同業者さんがいることは、とても心強かったです。
ライバルの評価を落とすのではなく、謙虚に「学ばせていただく」というスタンスで、自分の仕事の質を高めていくことに集中するのがいいですね。